“子どもが幸せになる”学校を考える
子どもにやさしいまちづくりひろばでは、現在5つの「テーマ別ひろば」が展開されています。
ここでは担当理事よりそれぞれのテーマ別ひろばを紹介していただきます。
今回は「子どもと学校」部会について、リーダーの長阿彌 幹生さんからご紹介いただきます。
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1.グループの主旨
不登校、いじめなどが多発する日本の学校。
それは日本の学校が本来の「子どもが幸せになる」という目的を見失っているからだと思います。
学校は忍耐や我慢の場ではなく、子どもが個々の能力と持ち味を発揮し、元気に明るく育つ場で
あるべきだと思います。
そして、みんなで協力して全ての人が幸せに暮らせることを目指す「民主主義的な生き方」を伝え、
体得する場としての役割を持っているのではないでしょうか。
学校本来の役割とはどういうものかを考え、社会に提言していきたいと思います。
学校の役割や機能を民主主義という観点から調査・分析する。
子ども、教師、保護者、地域住民などの参加を募り、その意見や要望を反映させる。
2.部会情報
第1回ミーティングを8月16日に開催して、部会の展開の方向性や内容について話し合いました。
その中で子どもにとって学校がどのようなものであるべきなのかを、大人の側からだけでなく、
子どもの側からの意見も取り入れながら進めていくことが必要なのではないか。
また、学校関係者としては教師や保護者、そして地域住民も加えた中で「学校の役割」を考えて
いくことの必要性も確認されました。
そして、最も大切な視点として、民主主義を体得する場としての学校の役割があるのではないかと
いうことをこの部会の方向性として、今後取り組んでいくことが決まりました。
民主主義が単なる政治用語ではなく、私たちの生き方として、子どもは勿論のこと全ての人たちの
幸せを目指すものとして、「学校」という切り口で探究していくことになりました。
今年度活動予定