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特定非営利活動法人子どもNPOセンター福岡

子どもたちと創る平和劇 8月5・6日に3公演開催します!

子どもたちと創る平和劇 8月5・6日に3公演開催します!

【テーマ】 文化

皆さんは、昭和2年に行われた日米親善人形交流事業をご存知でしょうか?

今回の平和劇は、1927年、今から95年前、日米の親善を願いアメリカから日本全国に贈られた約12000体の青い目の人形のお話です。この「日米親善人形交流事業」は、アメリカの宣教師シドニー・ルイス・ギューリック博士と来年新一万円札の肖像となる渋沢栄一翁の手掛けた事業です。

人形に託された「夢」は一体どんなものだったのでしょうか?

みなさんは、どんな世の中になればいいな、と思いますか?

「Made in Dream」

この地球にあるものすべて、着ている服もスマホもテレビも全部ぜ~んぶ、誰かがみた「夢」でできています。
こうしたい、こうなりたい、という「思い描いた夢」が自分自身を、街を、国を、そしてこの世界を創っていきます。
その志について、渋沢栄一翁の考え方や生き方から学べる舞台構成となっております。

第11回いとしま8.6平和劇
Made in Dream ~平和への想いをつなぐ 青い目の人形「ルース」の物語

第一部 講演「青い目の人形から見える渋沢栄一の夢」
講師 渋沢史料館 館長 桑原功一

第二部 平和劇
Made in Dream ~平和への想いをつなぐ 青い目の人形「ルース」の物語

チラシはこちらからご覧いただけます。

日時:2023年8月5日(土) 19:00開演 8月6日(日) 14:00/19:00開演
会場:伊都文化会館 大ホール
入場料:高校生以上500円、小中学生200円

糸島市内4カ所でチケット販売始まっています。また、当日券のご予約も下記サイトで受けておりますのでご利用ください!
当日は来れないけれど、観てみたい方は動画配信もございます(クラウドファンディング限定企画)のでご利用ください!

<チケットご購入の方はこちらで>
◎前原地区
 (一社)糸島市観光協会(筑前前原駅北口)
 教育会館(泊1393-5)
◎志摩地区
 酒みせ ちきゅう屋(志摩小金丸2105-1)
◎二丈地区
 糸島の音楽スタジオ グリーンコード(二丈武581)
<当日券のご予約はこちらから>
チケット予約フォーム
<動画配信ご希望の方はこちらから>
動画配信はクラファン限定となります!
動画配信以外のリターンもございますので、ご支援をお願いします!
子どもたちもがんばって練習をしております。学習やフィールドワークで体感した子どもたちの舞台を応援してください!

㊟チラシ画像の一部は使用許可を得て渋沢史料館所蔵の写真を使わせていただいております。
 無断転写などはお控えください。

※青い目の人形「ルース」について
1927 年(昭和 2 年)の人形交流事業では、アメリカから友好のしるしとして日本各地の小学校や幼稚園などに約 12000 体の友情人形が贈られました。その一つである「ルース」は、糸島郡可也村(当時)の可也尋常・高等小学校に贈られました。当時の子どもたちの作文から、カルフォルニアから贈られたこと、ひな人形やかぶと人形などもいっしょに飾られ、7 月 23 日に学校で盛大な歓迎式典が行われ、「人形を迎える歌」を歌ったこと、そしてアメリカの子どもたちに感謝したことなどがうかがい知れます。しかし、戦争が始まると、アメリカから贈られてきた青い目の友情人形は「敵性人形」として処分され、竹やりで突かれ、踏みつぶされ、焼かれるなどして処刑ともいえる無残な形で姿を消していきました。「ルース」も処分するように通知が来たそうですが、そのあと「ルース」がどうなったのか、記録には残されませんでした。
時は流れ 1979 年(昭和 54 年)、校舎新築工事の時のこと。「戦時中、青い目の人形の処分の話があったときに、若い先生たちが校長に申し出、今後のことは一切触れないという約束で天井裏に隠した」という証言があり、「ルース」はその言葉通りに裁縫室の天井裏から昭和 2 年の歓迎式典時の作文集「アメリカからルース人形さんをお迎えして」とともに発見されたのでした。
「ルース」は今も可也小学校の校長室前のガラスケースの中にいます。現存する青い目の人形は 300 数体余り、歴史的にも価値のある人形なのです。
お問合せはメールで
86peace.act★gmail.com(★を@に変換して送信してください)

ライター情報

ハローピースアクトいとしま

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