「校則って必要?」~学校での生徒指導のありかたを考える~
【テーマ】 イベント情報
講師 佐川 民さん(弁護士)
日時:2021年4月24日(土)14:00~16:30
会場:福岡市立中央市民センター 視聴覚室
近時、中学校や高校での「校則」の問題が取り上げられることが増えています。下着の色を指定するなど、制定目的がわからない校則や、男子と女子とで不必要な区別をするなど、性的マイノリティへの配慮に欠ける校則が指摘されています。さらに、校則の制定に当たって生徒の意見が聴取されないことや、校則を守らせるために事細かに生徒の服装や持ち物を調べるというようなプライバシーを侵害する運用がなされるなど、校則は、子どもの権利との関係で様々な問題を提起しています。
今回は、福岡市内の校則を調査した福岡県弁護士会の佐川民弁護士を講師にお招きし、調査結果に基づき、いま、校則に関連してどのような問題が生じているのか、また、学校側は、校則についてどのように考えているのかご報告いただくとともに、弁護士の目から見て、子どもの権利の観点から校則をどう考えるかお話しいただいたうえで、参加者で意見交換を進めていきます。