子どもNPOセンター福岡 事務局です。
9月8日の朝日新聞朝刊「フォーラム」において、子どもアドボカシーが1ページを使って特集されています。
福岡での子どもアドボカシーに携わっておられる、中村みどりさんや栄留里美さん、今年に入って講演に来て
いただいたジェーンダリンプルさん、菊池幸工さんも意見を寄せています。
■朝日新聞デジタル 子どもアドボカシーを考える(2019年9月8日)
https://www.asahi.com/articles/ASM935QJKM93UTIL02D.html
子どもたちが暮らす社会が。「いつか何者かになる」存在として、声を大切にされず、大人社会の隅に
追いやられてきた子どもという存在が、なにか変わろうとしている。
そんな期待をもってやみません。
子どもNPOセンター福岡では、この2年間、子どもアドボカシーという概念をひろめ、多様な存在に
よって議論され深められていくための仕組みづくりをしてきました。
子どもアドボカシーは、力のない子どもを助けるだけの枠組みではありません。
そして子どもアドボケイトは、単なる新しい職業ではありません。
目の前のその人の力を信じ、多様なありかたを認め、様々な属性によってではなく「一人の人間」として向き合う。
子ども自身が、自分の心の声に耳を澄ませ、主体的に自分の人生を選び取っていける、そのための手助けをし、
邪魔をしない。
「アドボカシーはライフスタイル」とはイギリスの子どもアドボカシー実践のなかで生まれた言葉ですが、
子どもを取り巻く大人が、自分を含めた(ここ大事です)多様な存在のありかたを認め、大切な、力をもった
存在として扱うことが社会を変えていくのではないでしょうか。
ここ福岡でも、そんな未来が見えてきています。
ぜひ、みなさんの力を貸してください。
ユニセフが提唱する「子どもにやさしいまちづくり」に向けての情報提供や交流を目的とするネットワークを作っています。
現在150あまりの団体・個人がネットワークに繋がっています。
登録は無料でできますので、ぜひご参加ください。活動報告や様々な情報をお届けします。
https://forms.gle/fRQbM6ApTawsyWRe8
子どもアドボカシーの概念や必要な現場、使われ方を学び、広めていくための講座です。
今期は既に開講中ですが、関心のある方には来期講座の詳細が決まり次第お知らせいたします。
一度事務局へお問合せください。
隔月500円~ご支援頂けるマンスリーサポーター制度をご用意しています。
子どもアドボカシーは制度化に向けても動きが始まっていますが、行政主導ではなく民間からの動きがなによりも重要です。
その文脈において、税金や助成金とは別の、支援性の高い資金の持つ意味は大変大きいものとなります。
福岡では、子どもNPOセンター福岡を中心として、子ども・若者を含む委員会の検討や、制度研究や具体的な実践に
あたっての課題解決などを扱う検討会の立ち上げ、人材養成など様々な動きが始まっています。
ぜひご支援をいただき、活動を応援して頂きますようお願いいたします。