子どもNPOセンター福岡 事務局です。
昨年度初開講し、子どもの声を聴き、社会に届けるための理念とスキルについて、子どもに関わる多様な分野の方々と、学びを深めた子どもアドボケイト養成講座の第2期目を7月下旬より開講します。
子どもの立場に立ち、子どもの声を届ける。
子どもアドボカシーについて、一緒に学びませんか。
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子どもは、自分に関わる決定について意見を表明することができます。
そして、自分の意見をおとなによって聴かれ、考慮される権利があります(国連子どもの権利条約12条)。
実際にはどうでしょうか? 家庭でも、学校や保育園でも、また施設などでも、おとなが決めたことに従うことを求められているのではないでしょうか。
子どもの声を聴き、子どもの権利を守ることができるよう支援することが「子どもアドボカシー」です。そして、子どもたちが自信をもって自分の気持ちや願いを話せるように励まし、支援する人が「アドボケイト」です。
この講座は、親でも専門職でもない第三者の立場で、市民だからこそできるアドボカシーを地域に広げることを願って企画し、昨年に引き続き2期目の開講となりました。子どもの立場に立って、子どもの意見や願いを届けるための理念やスキルをもって活動する子どもアドボケイトを養成する講座です。
~子どもの声を 社会に届けるために~
【募集要項】
募集人数:40名
募集対象:子ども・子育て支援に携わっている方や、子どもの権利に関心がある方
受講料 :15,000円(税込・別途テキスト代が必要)
申込期限:7月21日(日)
※定員を上回るお申し込みがあった場合は、受講可否を7月24日(水)までにご連絡いたします。
【プログラム内容】
◆7月27日(土)10:00~15:00 ももちパレス 特別会議室
①講座「子どもアドボカシーの理念と枠組」
②演習「アドボケイトに求められる資質と技術」
講師:堀 正嗣さん(熊本学園大学社会福祉学部 教授)
◆8月11日(日)10:00~16:00 早良市民センター 視聴覚室
③講座「子どもアドボカシーがなぜ必要か~学校で行う人権教育の実践から」
講師:重永 侑紀さん(NPO法人にじいろCAP 代表)
④演習「コミュニケーションワークショップ~アドボケイト自身を知る~」
講師:吉栁 佳代子さん(表現教育家・九州大谷短期大学 准教授)
◆9月1日(日)10:00~15:00 ももちパレス 特別会議室
⑤講座「社会的養護におけるアドボケイトの必要性について」
講師:中村 みどりさん(Children’s Views & Voices 副代表)
⑥演習「子どもアドボカシーにかかわる法律と制度」
講師:安孫子 健輔さん(NPO法人そだちの樹 スタッフ・弁護士)
◆9月15日(日)10:30~15:30 あすみん 福岡市NPO・ボランティア交流センター
⑦講座「LGBTQの子どもへのアドボケイトの必要性について」
講師:小野 アンリさん(FRENS 代表)
⑧演習「子どもの発達を考えた「マイク」になろう」
講師:重永 侑紀さん(NPO法人にじいろCAP 代表)
◆9月28日(土)10:00~16:30 早良市民センター 視聴覚室
⑨講座「子どもの声を聴く~相手の立場に立つとは~」
⑩演習「自分を知る」
講師:山田 眞理子さん(NPO法人子どもと保育研究所ぷろほ 理事長)
○入門講座のクロージング・ふり返り
講座内容の詳細はチラシ(募集要項)をご覧ください。
受講をご希望の方はこちらのフォームよりお申し込みください。
※本講座 について、よくあるご質問をまとめております。
ぜひこちらをご参照ください。
※この事業は、公益財団法人トヨタ財団様の助成を受け、実施します。