すべての子どもが尊重される社会の実現をめざして活動するNPO 法人です。

特定非営利活動法人子どもNPOセンター福岡

【申込受付中】10月10日(土) 第32回フォーラム「新しい絆」

コロナ禍を乗りこえよう!~新しいフォスターケアを目指して~

第32回 フォーラム「新しい絆」コロナ禍を乗りこえよう!~新しいフォスターケアを目指して~

新型コロナウイルスの広がりは、里親家庭と子どもたちに様々な影響を与えています。一斉休校や外出自粛の中、実家族や支援者との交流ができなくなったり、慣れない感染予防対策に振り回されることも少なくありませんでした。

一方で、子どもと向き合う時間が増え、関係が深まったとの声も聞こえてきます。

コロナ禍は確かにリスクと不安を伴います。しかし、大切で本質的な事柄と向き合う機会を与えてくれました。

わたしたちファミリーシップふくおかは、コロナ禍における子どもたちの声に耳を傾け、新しいフォスターケアをめざして歩を進めて参ります。福岡で見られ始めた新たなチャレンジを、皆さんとともに共有させてください。

  

日 時:2020年10月10日(土)13:30~16:30

参加方法:オンライン開催・会場開催(先着20名)

お申込みはこちら(グーグルフォーム)から・10月7日(水)までにお申し込みください。

会 場:福岡市中央市民センター 視聴覚室

    (福岡市中央区赤坂2丁目5番8号)

参加費:無料

主 催:ファミリーシップふくおか(里親養育支援共働事業実行委員会)・福岡市

<第1部>

基調講演:コロナ禍のもとの子どもたち

 山田 眞理子さん(NPO法人子どもと保育研究所 ぷろほ 所長、九州大谷短期大学 名誉教授)

コロナ禍で子どもたちの何が奪われたのか?を、人類の歴史や子どもの発達、教育、子どもと家族の状況など様々な側面から検証します。

山田さんのお話を聞いて、今後も続くであろう様々な制限のある生活のなかでも、子どもの健やかな成長のためになにを大切にしたらいいのか、一緒に考えませんか?

 

<第2部>

トークセッション:福岡から発信する 新しいフォスターケア

  第2部は、えがお館の藤林武史所長がファシリテーターを務める、フォーラム恒例となったトークセッション「武史の部屋」を開催します。

福岡市の里親さん(養育・養子縁組)お二人と、フォスタリング機関「キーアセット」の中村みどりさんが、コロナ禍での里親家庭の状況や苦労、その中から工夫していたこと(ひたすら昆虫取りに明け暮れる日々、子どもの折り紙専用インスタ開設、オンラインによる里親同士の交流)など、ほっこりしたり、はっとさせられたり、様々なエピソードを展開します。

日々子どもたちの一番近くで、子どもたちにとって何がいいことなのか?を全力で考えておられる里親さん。そして、そう簡単ではなく、きれいごとばかりではすまない、子どもの権利を守るための実践を支える存在や仕組みは、必要不可欠なものです。

藤林所長の軽やかな関西弁でのファシリテートが毎回大好評のセッションとなっております。お楽しみに。

フォーラムの締めくくりは、ファミリーシップふくおか代表の田北 雅裕より、コロナで孤立する里親家庭や児童福祉施設の支援のため動き始めた「ネクスト・ダイアローグ・プロジェクト」についてご報告します。また、福岡市の子ども家庭支援センターを運営する「SOS子どもの村JAPAN」からもコロナ禍での事例報告を実施いたします。

▼チラシはこちら