すべての子どもが尊重される社会の実現をめざして活動するNPO 法人です。

特定非営利活動法人子どもNPOセンター福岡

NPOとしての組織基盤強化のために

 

 

子どもNPOセンター福岡 事務局です。

 

PanasonicNPO/NGOサポートファンドの助成を受け、今年の始めから組織基盤強化のための組織診断に取り組んでいます。

 

昨年の総会で共有した「5年後の目標と行動計画」の実現のため、新しいリーダー集団の確立や、経済基盤確保、中間支援組織機能の充実などを目指して、アンケートやヒアリングなどによる分析とそれを受けての対応を協議する打合せを重ねています。

 

 

取り組みに伴走頂いているのは、認定NPO法人アカツキです。

 

日々の多忙な業務の中で、自分たちでは見えない、あるいは見えていてもじっくりと向き合えていない課題を様々な方法で切り取って形にしていただくことで、少しずつではありますが具体的な行動につながっているように感じています。

 

 

 

以下に、助成元からの推薦コメントを掲載いたします。

 

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子どもNPOセンター福岡は、市民の“つながり”と“協働”でめざす「子どもにやさしいまち」の実現を掲げ、里親普及と支援、子どもの居場所づくり等に直接取り組む一方で、現場で直面した課題に対しては、子ども分野NPOのネットワークを広げ、そのセンターとしての役割を担うなど、つながりと協働での解決を重視しており、団体のミッションと活動の展開に一貫性がある。
本団体が担う行政委託事業等のうち「里親養育支援共働事業」においては、里親委託率が6.9%から42.89%へと飛躍的な伸びを見せ、学習支援に関しても中学3年生の進学率が100%に達するなど着実に実績を上げており、今後の取り組みの発展が期待される。

本団体が基盤強化に取り組む課題認識は、組織に参加する主体の情報共有やコミュニケーション、経済基盤、マネジメント、企業との連携、政策提言に関するものまで広範かつ明確で、また、基盤強化に向けた実施方針も5か年の資金調達計画の策定など中長期の視点が組み入れられており具体的である。
特筆すべきは、基盤強化に向けて、団体単体での改善努力は勿論のこと、センター機能を担ってきた中間支援団体としての視点が盛り込まれている点で、組織課題を明らかにするプロセスにネットワーク構成団体へのヒヤリングやワークショップ等を組み入れ、ネットワーク全体での基盤強化が射程に入っていることである。
このことから、本団体による組織基盤強化は、公益性、その後の波及効果という観点からも期待でき、本助成の対象にふさわしいと判断した。

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私たちの活動に寄せられる期待や責任の重みを感じながら、着実に歩みを進めていけたらと思います。

 

 

【ご参考】

Panasonic NPO/NGOサポートファンド for SDGs

https://www.panasonic.com/jp/corporate/sustainability/citizenship/pnsf/npo_summary.html

 

認定NPO法人アカツキ

https://aka-tsuki.org/